
どんな時に取れましたか?

詰め物・被せ物が取れたと言っても、取れ方によって原因も、治療の進め方もまったく変わります。
当院では、以下の点を最初に確認し、再発しづらい治療につなげています。
① 噛んだ時に取れた場合
噛んだ瞬間に「パキッ」「ガリッ」と違和感があって外れたケース。
これは 詰め物の“適合”よりも、噛み合わせの影響が大きいことが多いです。
⚪︎よくある原因
- 噛む力が一点に集中し、外側から外れた
- セメントの劣化+噛み合わせのズレ
- 詰め物自体が薄く、負荷に耐えられなかった
- 無意識の噛みしめで、微細な歪みが蓄積して外れた
噛んだ瞬間に外れた場合、再接着しても同じ理由で再び外れやすいため、
当院では必ず噛み合わせのチェックを行います。
⚪︎ 歯が痛む・しみるケースも多い
噛む力で歯にヒビが入っていることやむし歯になっていることも多いためしっかりと確認することが必要です。
② 何もしてないのに自然に取れた場合
寝ていたら取れていた、食事中に軽く触れただけでポロッと取れた…。
このケースは “中でむし歯が進んでいる” 可能性が高いです。
⚪︎自然脱離で多いパターン
- 詰め物の中でむし歯が再発
→ 柔らかくなった部分が支えにならず、勝手に外れる - 古い接着材の劣化
- 金属の腐食による境界部の隙間
- 被せ物の中で土台が弱っている
自然に取れた場合、内部が空洞化していることもあり、
そのまま付け直すだけでは数ヶ月で再脱離するリスクがあります。
しっかりとした処置が必要になることも多いです。
放置のリスク
痛みはないため放置してしまうこと方も時々いらっしゃいますが、外れたところが“むし歯の入口”になりやすく、虫歯になってしまうと同じ詰め物・被せ物をつける事ができなくなってしまいます
外れた時にやってはいけないこと
- 市販の接着剤で自分で付け直さない:市販の接着剤はお口の中で使うことを想定していません。また適切な位置に戻せず、再治療が難しくなることがあります。むし歯や歯の欠けの有無も確認できなくなります。
- 強く噛まない:外れた部分で噛み込むと、残っている歯にヒビや欠けが入ることがあります。痛みがなくても、そっとしておく方が安全です。
- 外れたものは捨てずに持ってくる:再装着だけでなく、歯の状態や治療方針を判断する材料になります。ティッシュに軽く包むか、清潔な袋やケースに入れて保管してください。
- 飲み込んでしまった場合は慌てない:多くは自然に体外へ排出されます。尖った形状で喉に違和感や呼吸のしづらさがある場合は、医療機関へ相談してください。
⚠️ 注意:必ず早めに歯科医院の受診をお願い致します。
来院時どんな治療の流れになりますか?
STEP
問診・症状の確認
外れた詰め物や被せ物の状況、痛みや違和感の有無、いつ取れたかなどを丁寧にお聞きします。
STEP
診査・検査
歯や歯ぐきの状態、咬み合わせ、むし歯の有無などを確認します。必要に応じてレントゲンでのチェックも行います。
STEP
応急処置
外れた部分の保護や再接着、かみ合わせの調整などの処置を行います。
応急処置後の治療

虫歯などがあった場合は治療が必要になります。応急処置で処置した部位だけでなく、お口全体のチェックを行い、歯ぐきの状態、むし歯の有無、咬み合わせなどを確認し、必要な治療を整理します。 そのうえで、一人ひとりに最適な治療計画を立て、治療の順序や方法をご説明します。
再発しにくい治療を進めることが大切です。
再接着が可能かどうかの判断基準
再接着できるケース
- 外れた詰め物や被せ物自体は割れておらず、形や厚みが十分ある場合
- 歯や歯ぐきの状態が安定しており、虫歯やひび割れがない場合
- 噛み合わせに大きな問題がなく、元の位置に戻せる場合
- 外れた部位だけの処置で十分安全に固定できると判断できる場合
作り直しが必要なケース
- 詰め物や被せ物が割れていたり、欠けがある場合
- 内部に虫歯があり、詰め物の中で進行している場合
- 歯や歯ぐきの状態が変化しており、元の位置に戻せない場合
- 噛み合わせの影響で再脱離のリスクが高いと判断される場合
作り直しでは、新しい詰め物・被せ物を精密に作製し、噛み合わせや接着の精度を高めることで、再発しにくい治療を目指します。
歯が痛いのQ&A
- 再接着と作り直しの違いは何ですか?
-
再接着は元の詰め物をそのまま付け直す方法で、状態が良ければ可能です。作り直しは割れや虫歯、噛み合わせの影響で新しいものを作る場合です。
- 詰め物が取れた時に出血がある場合はどうすればよいですか?
-
出血がある場合は、まずガーゼやティッシュで軽く押さえてください。その後、早めに受診して処置を受けてください。
- 定期的にチェックした方がいいですか?
-
はい。再接着や新しい詰め物・被せ物は、定期検診で咬み合わせや歯の状態を確認することで長持ちします。

費用
保険診療
診療行為ごとに定められた全国一律の金額です。
赤ちゃんからご年配の方まで、また小さなむし歯から外科処置、そして入れ歯まで、様々なお悩みに対して幅広く対応しております。
自由診療
自由診療では、一般的に保険では用いられないより優れた機材・材料を使用し、より高度な治療を受けることができます。
治療開始前に治療の明細、総額を提示し、ご同意を得たうえで治療を開始します。
自由診療でのお支払いは「一活払い、分割払い、デンタルローン」の3タイプからご選択頂けます。

















