
歯の着色が気になるけど、ホワイトニングが必要なのかな?
最終更新日:2025/3/12
執筆:鈴木智久(院長)

鏡を見たときに「最近、歯の色が少し黄ばんできたかも」と感じることはありませんか。歯の着色が気になると、「ホワイトニングをした方がいいのかな?」と悩む方も多いと思います。
実は、歯の着色にはいくつかの原因があり、必ずしもホワイトニングが必要とは限りません。まずは、歯の着色の原因を知ることが大切です。
①歯の着色の原因
- 飲食物などによる「外からの着色」
飲食物や生活習慣によって歯の表面に色素が付着することで起こります。コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン、カレーなどの色の濃い食品は歯に色素が付着しやすいと言われています。これらの色素は唾液タンパク質と結合し、歯の表面に形成される「ペリクル(獲得被膜)」に付着することで、徐々に歯の着色が進んでいきます。
このような歯の表面の着色は、歯科医院でのクリーニングによって改善することが多いです。
- 歯の内部の色が変化する「内側からの変色」
歯の内部の色の変化によって起こります。代表的な原因の一つが加齢です。年齢とともに歯の表面を覆っているエナメル質が薄くなると、内側にある象牙質の黄色みが透けて見えるようになり、歯が黄ばんで見えることがあります。
このような場合は、クリーニングだけでは改善が難しいため、ホワイトニングによって歯の色を明るくすることが有効な場合があります。
②ホワイトニングが必要かのセルフチェック
次のような場合は、ホワイトニングをオススメしています。
- ホワイトニング用の歯磨き粉を使用しても歯の色が気になる
- 全体的に歯が黄ばんで見える
- 写真を撮ったときに歯の色が気になる
- 歯の一本だけが黒ずんでいる
一方で、歯石や着色が多い場合は、まずクリーニングだけで見た目が改善することも少なくありません
また歯科医院で歯の表面を丁寧に磨くことで歯にツヤが出るため、ホワイトニングを行わなくても見た目が明るくなり、満足される方もいらっしゃいます。
家でできる対処法は?
歯の着色を予防するためには、日常生活でのちょっとした工夫が大切です。次のような習慣を取り入れることで、着色を少なくすることが期待できます。
- 食後はできるだけ歯を磨く:食後の歯磨きは、歯の表面に付着した色素や歯垢を取り除くために重要です。
- 色の濃い飲み物のあとに水を飲む:コーヒーや紅茶などを飲んだあとに水を飲むことで、口の中に残った色素を洗い流すことができます。
- 外出先では口をゆすぐ:歯磨きが難しい場合でも、水で軽く口をすすぐだけで着色の予防につながります。
- ホワイトニング用の歯磨き粉を使用する:歯の表面についた着色(ステイン)を落とすことを目的としています。
日常のケアだけでは落としきれない着色は、歯科医院でのクリーニングで改善できることがあります。
オススメの歯磨き粉ある?

当院では「ルシェロホワイトプレミアム」をおすすめしています。
フッ素が1450ppm配合されており、虫歯予防にも配慮された歯磨き粉です。また、知覚過敏を予防する成分である乳酸アルミニウムも含まれているため、歯がしみやすい方にも使用しやすいのが特徴です。ホワイトニング前後のケアにも使用でき、日常の着色予防にも役立ちます。

https://www.gc.dental/japan/sites/japan.gc.dental/files/products/downloads/ruscellotoothpastewhitepremiumcare/リーフレット/premiumcare_leaflet_2508.pdfより
クリーニングでツヤ出しやホワイトニングをしたい!
来院時どんな治療の流れになりますか?
STEP
問診・症状の確認
まずは歯の色で気になっていることや、ご希望をお伺いします。生活習慣や着色の原因となりそうな飲食習慣についても確認します。
STEP
診査・検査
お口の中の状態を確認し、虫歯や歯周病の有無、歯石や着色の程度をチェックします。歯の色の状態も確認し、クリーニングで改善できるのか、ホワイトニングが適しているのかを判断します。
STEP
処置
歯石や着色がある場合は、まず歯科医院でのクリーニングを行います。歯の表面を丁寧に磨くことでツヤが出て、見た目が明るくなることもあります。必要に応じてホワイトニングのご説明や処置を行います。
STEP
評価
処置後の状態を確認し、歯の色やお口の状態をチェックします。必要に応じて追加のクリーニングやホワイトニング、また日常のケアについてもご説明します。
着色が気になるのQ&A
- クリーニングとホワイトニングの違いは何ですか?
-
クリーニングとホワイトニングは目的が異なる処置です。クリーニングは、歯石や歯の表面についた着色、プラークなどを取り除き、お口の中を清潔にするための処置です。歯の表面がきれいになることで本来の歯の色が見えるようになり、ツヤが出て明るく見えることもあります。一方、ホワイトニングは専用の薬剤を使い、歯そのものの色を明るく見えるようにする治療です。そのため、加齢による黄ばみなどはホワイトニングの方が効果的な場合があります。
- 着色は年齢と関係ありますか?
-
年齢とともに歯の色は変化しやすくなります。加齢により歯の表面のエナメル質が少しずつ摩耗して薄くなると、内側にある象牙質の色が透けて見えやすくなります。象牙質はもともと黄色みを帯びた色をしているため、歯全体が黄ばんで見えることがあります。また、長年の飲食習慣による着色が少しずつ蓄積することもあり、若い頃より歯の色が気になるようになる方も少なくありません。このような場合は、クリーニングだけでなくホワイトニングが有効なこともあります。

費用
保険診療
診療行為ごとに定められた全国一律の金額です。
赤ちゃんからご年配の方まで、また小さなむし歯から外科処置、そして入れ歯まで、様々なお悩みに対して幅広く対応しております。
自由診療
自由診療では、一般的に保険では用いられないより優れた機材・材料を使用し、より高度な治療を受けることができます。
治療開始前に治療の明細、総額を提示し、ご同意を得たうえで治療を開始します。
自由診療でのお支払いは「一活払い、分割払い、デンタルローン」の3タイプからご選択頂けます。

















